太陽光発電を和歌山県で導入した場合の補助金
和歌山県は、2013年度も県内の住宅向けに太陽光発電設備の導入補助金制度を実施し、5月24日に公募を始めた。燃料電池システムや蓄電池などの省エネ設備を併せて導入すると、補助金は増額される。新築住宅を含み、自らが居住する住宅に太陽光発電設備を設置したり、搭載された住宅を購入する個人が対象となる。
和歌山県は年間の日照時間が長く、自然エネルギーの利用を促進して家庭部門での温室効果ガスを削減するとともに、地域活性化を図ることが狙い。太陽光発電設備に関する契約か施工工事を同県内の事業者に発注することも条件になる。全体の予算は2960万円で予算額を上回った場合は抽選。10月31日まで受け付ける。
太陽電池の最大出力かパワーコンディショナー(電力変換器)の定格出力のうち低い方が10kW未満で、2014年2月28日までに太陽光発電設備の設置を伴う電力需給契約を電気事業者と開始することなどが条件。太陽光発電だけだと、既築で1kWあたり2万5000円(上限10万円)、新築は同1万5000円(同6万円)を補助する。
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&serial=30106
全国各地の地方自治体で、2013年度も太陽光発電導入の補助金が助成されている。
導入費用のうちの一部を負担してくれる制度で、非常にメリットのあるものだ。
国からの補助金も別途であり、重複してもらうことができる。
※太陽光発電導入時の補助金についてを参照ください。
さらに、場合によっては、都道府県だけではなく、市区町村からも交付されるケースもあり、
最大で三ヶ所から補助金を受けることが可能な地域もある。
今回は、2013年度の和歌山県の事例と条件を掲載したいと思う。
募集期間:5/24〜10/31
助成金額:既存住宅・1kWあたり25,000円、新築・15,000円
全体の予算額が2,960万円でそれ以上となると抽選となる。
つまり、申請すれば必ずもらえるとは限らないということになる。
ちなみに、2012年度は2,364件申請されて246件が助成されたらしいので、
約1割程度が助成されたに過ぎないということになる。
自治体によっては、このように抽選性としているところもあり、
普及が加速している現在では、導入時の補助金は今年度で終わりになるとい
観測が主流となっている。
当然太陽光発電の価格自体、相場自体が少しずつ下落していくことが想定されるが、
それにしても導入費用の一部を国や自治体からもらえるということは、
非常に大きなメリットであり、魅力であると言える。
どうせ導入するなら、早いに越したことはない。
同じ価格で導入するなら、一刻も早く導入することをおすすめする。
ちなみに太陽光発電の導入価格は、さまざまな条件によって大きく異なるが、
1kWあたり30万円〜40万円程度と想定できるため、
国からの補助金が30,000円、地方自治体から20,000円もらえたとすると、
1割以上も安く導入することができる。
その金額分だけ太陽光発電システム自体が値下がりするのを待っていたら、
果たしてどれだけの期間を機会ロスすることになるだろうか?
そのあたりも含めて、導入時期を検討されることをおすすめしたい。