電気代が上昇している
全国的に電気代が上昇しています。
これから電気代は、どうなっていくのでしょうか?
なぜ、電気代は上がり続けると断言できるのでしょうか?
詳しく解説していきたいと思います。
まずは、こちらの記事をご覧下さい。
東京電力を皮切りに電気料金を値上げする動きが全国に広がり始め、企業と家庭の双方から苦悩の声が聞かれる。基本料金と電力量料金を合わせた電気料金全体で考えると、家庭向けで1割弱、企業向けでは1割強の値上げになる。確かにコストが増える影響は大きいが、こと企業においては収益悪化の要因として強調し過ぎではないだろうか。
実際のところ電気料金は過去20年ほどの間に1割以上も下がっており(図1)、当面の値上げによって20年前と同じ水準に戻るわけだ。決して過去から上がり続けているわけではない。一方で電力使用量は日本全体で20年間に1割ほど増えているため、企業や家庭が支払う電気料金は平均して1割程度の増加になる。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1302/20/news028.html
どうして、電気代が過去20年間の間で一割下がったのにもかかわらず、
一気に一割前後も上昇して、20年前に逆戻りしてしまうのだろうか?
さまざまな要因が考えられる。
まずこれまで価格が安くなり続けたのは、発電効率、発電単価が安くなり続けたからだ。
一見安価に見える原子力発電所の普及や、火力発電所の建設などが主だった理由だろう。
そして、円高による原料の調達価格の下落が挙げられるだろう。
当然、電力を発電するために使う化石燃料はほとんどを輸入に頼っているため、
原料そのものの価格と同等レベルで為替相場は、影響していることは間違いない。
さらに電力会社のコスト管理も一つの要因として挙げられるだろう。
今回の値上がりは、急激な円安と化石燃料の価格上昇が大きな要因と言える。
さらに、これから化石燃料の価格は、上昇を続けるだろう。
円相場については、今後円高になったり円安になったりするだろうが、
化石燃料の価格については、どんどん上昇していく。
今の電力供給体制が継続する限りは、それは避けることのない事実だ。
どうしてそんなことが言い切れるのか。
それは、化石燃料の底が見えているからだ。
価格というのは、需要と供給のバランスで決められる。
需要が多くて、供給が少なければ当然価格は上昇する。
オークションなど考えてもそうだろう。
皆が欲しいものは価格が上昇するのが世の常だ。
そう考えると電気代は、どんどん価格が上昇する。
その時に、太陽光発電を導入していたらどうだろうか?
現在は、全量買取制度の買取単価が、通常の電気の流通価格より、
圧倒的に高額なことから、売電したほうが得なのは間違いないことだけれど、
これが、仮に電気代が1kWあたり40円になったらどうだろうか?
自宅で消費することで得られる利益=節電する電気代は、圧倒的に高額になる。
つまり、長期的な視点でみると、太陽光発電は非常に有益というよりはむしろ、
必須の設備と言ってもよいかもしれない。
ただし、太陽光発電は導入してよい場所と悪い場所がある。
そこをしっかりと見極めた上で、導入したら得になる方は、迷わず、
導入に向けて検討し始めていただくことをおすすめする。
その見極め方は、簡単3ステップをご覧いただけたら簡単に理解していただけることだろう。