ソーラー発電所経営を成功に導く7つの心構え

ソーラー発電所経営を成功させる秘訣!7つのポイント

ソーラー発電所経営成功の秘訣
ーラー発電所は、2012年、2013年と爆発的に増えました。
2014年に入り、2012年にソーラー発電所建築の認定を受けたものの工事が始まっていない業者については、認定取り消しの憂き目にあっているところもあります。
これは、せっかく1kWhあたり42円という高額な売電単価を確保しておきながら、さらに利益を増大させるために太陽光発電相場の下落を待っていた、強欲さが原因で取り消されたものです。
それだけ多くの人が太陽光発電に魅力を感じていて、少しでも多く利益を得たいと考えているのでしょう。
しかし、同じソーラー発電所を経営していても、中には成功している人もあれば、思ったような結果を得られていない人までさまざまです。
その違いは何でしょうか?
ここでは、さまざまな事例を分析して、太陽光発電アドバイザー秋山慎也が導き出したソーラー発電所経営を成功させる7つのポイントについてお伝えしたいと思います。
この7つのポイントさえ抑えれば、あなたは確実にソーラー発電所経営で成功を収めることでしょう。

 

 

それぞれ、詳しく見ていただきたいと思います。

業者へ連絡する前に判断基準を決めておく

太陽光発電は、先にお伝えしたように現在非常に増えています。
そのため、ビジネスチャンスとしても可能性が大きくたくさんの業者が参画しているのが現状です。
結果、本当にさまざまな情報が錯綜しており、それぞれが出す情報の質も多様化しています。
そして、たくさんのトラブルが発生しているのです。
あなたがそんなトラブルの一例にならないよう、しっかりと判断基準を明確にしておくことが必要です。
設置場所や状況にもよりますが、産業用太陽光発電は、最低でも利回り10%は確保できます。
(※設置場所を既に所有している場合)
なので、ソーラーを設置するかどうかは、さまざまな業者から相見積もりを取って比較検討することが必要ですが、最低でも10%以上は利回りで確保することを基準にしてください。
そして、ここで紹介する7つのポイントを外さないことを基準にしてください。

 

複数の業者から見積もりとシミュレーションを取得する

ソーラー発電は、できるだけ初期費用を安くして、できるだけたくさんの発電量を得て、できるだけ長く運用し続けることが大切です。
そういう観点から、できるだけたくさんの業者から、見積もりとシミュレーションを取得して、最適なパネルを見極めることが必要になります。
それには、以下のような理由があります。

  • ソーラーパネルは、メーカーによって性能が大きく異なる
  • 販売店によって取り扱いメーカーが異なる
  • 同じメーカーの同じ製品でも販売店によって価格が違う
  • 設置場所の環境によって適したパネルが異なる
  • 販売店同士の競争によって取引の条件をよくできる
  • 比較することで見積もりやシミュレーションの妥当性を検証できる
  • 工事の品質や保証内容までも含めて検討する必要がある
  • 製品はメーカー保証でも、工事内容は販売店保証

以上のことから、たくさんの業者に見積もり依頼をかければかけるほど、手間は増えますが、たくさんの業者に見積もり依頼をかければかけるほど、検討の精度は上がっていきます。
※当サイトおススメの業者については、当ページの一番下に記載してあります。

 

リサーチが命!徹底的に調べる

あなたが希望する場所で、本当に太陽光発電が得になるのかを検証することです。
日照条件や販売店の状況によっては、利回りが10%を切ることもありえます。
そうなると導入を見合わせる必要も出てくるため、複数の業者から見積もりとシミュレーションを取得して、徹底的に調べることが重要です。
ポイントとなるのは、「本当に得になるのか」どうなのかということです。
そして、販売店から提出される見積もり価格は妥当か、シミュレーションされた発電量は妥当か、アフターフォローやメンテナンス、保証などはよいかなど、しっかりと確認してください。
※当サイトおススメの業者については、当ページの一番下に記載してあります。
最初にしっかりと苦労しておくことで、のちのち楽に安心して運営していくことができますし、失敗するリスクを減らすこともできるのです。

 

アフターフォローの内容を検証する

ソーラー発電は、設置後最低でも10年程度は運用することで初期費用が回収され、そこからさらに10年かけてかけて初期費用分だけの利益を生み出していくものです。
その利回りは10%を超え、非常に高利回りではあります。
しかし、通常はありえませんが、途中で発電量が極端に低下したり、故障するなどのトラブルが発生する可能性もあります。
その場合、どこからどこまでをメーカーが保証しているのか、どこからどこまでを販売店が保証するのかを知っておく必要があります。
また、設置後の定期点検はどうするのか、そこまで踏み込んで調べておくことにしましょう。
契約する業者を選ぶ基準にもなる重要な事柄です。
※当サイトおススメの業者については、当ページの一番下に記載してあります。

 

信頼できる業者を選定する

産業用太陽光発電は、最低でも300万円以上は初期費用がかかる投資です。
さらに、最低10年は運用していくことが必要であるため、メーカーはもちろん、工事やメンテナンスでお世話になる販売店は非常に重要なパートナーということができます。
最初に横着をしたがために後々苦労したというようなことがないよう、長期的にお付き合いできる「よい業者」を選ぶようにしましょう。
見極めるポイントは、何よりも誠実さです。
本当にあなたのための提案をしているのか、それとも自社の数字のための提案をしているのか。
そこをしっかりと見極めるようにしましょう。
担当者を見れば、その会社がわかるものです。
そして何より、当サイトで紹介してる安心な業者へ見積もり依頼をかけることにしましょう。
入り口で業者を絞れば、その後失敗する可能性はなくすことができます。
※当サイトおススメの業者については、当ページの一番下に記載してあります。

 

認定がおりたら工事日を決める

一番最初にお伝えしましたが、2012年度に全量買取制度の認定を受けた方のうち600人以上が取り消しの制裁を受けました。
もちろん、安く導入して利益を得たいのはわかりますが、全量買取制度は消費者の負担増に支えられた制度です。
決して強欲になることなく、できるだけ速やかに発電を始められるように段取りしてください。
もちろん初期費用を安くするための努力は必要ですが、制度の裏をかくようなことは絶対に避けてください。
固定買取価格は、電力の全消費者が分担するお金で賄われているのだということを忘れないようにしましょう。

 

メンテナンスを怠らない、業者任せにはしない

設置して、発電が始まるとしばらくはすることはありません。
当然、50kW以上の設備を導入するのであれば、自家発電設備になるので、法律によってさまざまな規制があり、いろいろとやることはあるでしょう。
しかし、それ未満の設備であれば、年一度程度のメンテナンスと発電量に異常がないかの監視をする程度で、あとは勝手に売電収益が振り込まれるのを待つだけです。
この段階ですべてを完全に業者に任せてしまって、あるときまとめて記帳してみたら、思ったほど発電していなかったというようなケースもまれにあります。
しっかりとオーナーさまのほうで発電量や売電収益を確認したり、定期点検の必要性を業者に確認したりすることで、未然にトラブルを防いだり、仮にトラブルが起こったとしても被害を最小限に抑えたりすることができます。
あなたは、ソーラー発電所経営をしているのだという自覚を持ち続けるようにしましょう。