太陽光発電とオール電化

オール電化のメリットとデメリット

太陽光発電とは、全く別のもので、オール電化と呼ばれるものがあります。

 

これは、給湯システムをエコキュートと呼ばれる深夜の電気代が安い時間帯に沸かして

 

給湯タンクで保存しておくものに、ガスキッチンを撤去してIHクッキングヒーターに交換して、

 

自宅内のエネルギー源をすべて電気だけにしてしまうというものです。

 

そうすることで、電力会社から購入する電気代を安くすることができるようになります。

 

時間帯によっても違いますが、エコキュートが稼働する深夜電力は、

 

ものすごく安いことが特徴です。

 

結果として、オール電化だけを単体で導入しても、

 

導入費用をまるまる10年ローンで組んだとしても、

 

光熱費の削減額(電気代とガス代の和)でローンを支払うことができるくらい、

 

非常に経済的なシステムだということができます。

 

さらに、家から火がなくなるので、火事のリスクが減るということ、

 

IHクッキングヒーターは非常に手入れがしやすいこと、

 

エコキュートはマイコン制御で無駄なく自動調整で急騰していることなど、

 

たくさんのメリットがある反面、デメリットもあります。

 

それは、ガスが自宅からなくなるということとIHクッキングヒーターの電磁波が、

 

果たして人体に本当に無害かということです。

 

ここでは、その詳しい内容を検討することは避けますが、

 

それらのデメリットがあることもしっかりと押さえておくことが大切と思います。

 

 

 

太陽光発電とオール電化の関係

  1. 太陽光発電は、電気を作り出す仕組み。
  2. オール電化は、電気を使う仕組み。

 

以上の定義から考えると全く関係ないと断言することができます。

 

ただ、同じ電気関連の製品であり、どちらもそれぞれ独立したメリットを持っていることから、

 

併せて導入する方が多いだけで、実際のところは両者には全く関係性はありません。

 

むしろオール電化にすることで、使用する電力量は多くなってしまうので、

 

場合によっては、日中に奥様が家事をすることが多い家などでは、

 

売電量が少なくなってしまい、かえってデメリットが多くなってしまう可能性もあります。

 

それは、電気代は、買うのは20円くらい、売ったら38円と完全に売ったほうが得になるので、

 

太陽光発電で発電した電力はできるだけ売ったほうが利益につながるという考え方からです。

 

しかしながら、オール電化はオール電化の魅力とメリットがあるのも事実です。

 

希望に併せて、導入するのも一つではないかと考えています。